事故の一歩手前(2022~)

PASの碍子に異物が挟まっていた(’24,10)

今回は月次点検の際にPASの碍子に異物が挟まっているのが分かり即対応
電柱が高く遠目にはわからなかったが下に落とすと”柿”と判明

気づかないで放置した場合は、リーク電圧が6600vかかり続け炭化しいずれは弾けることで周りに異物がついて絶縁が悪くなると予想されます。
今回のように電柱が高い場合は点検時に双眼鏡で観察すると異変を見逃さないのでおすすめ

事務所内のプリンターより検電反応あり

事務所内の点検をした際、プリンター下のキャビネット金具にて低圧検電器が鳴動!
上に置いてあるプリンターのコンセントを外すと検電器がならなくなった。
プリンターのコンセントを外し、壁コンセントの白相(接地側)とプリンターの金具が出てる部分をテスターで測ると40数ボルトの電圧を確認。
接地極を繋いでいない状態でプリンターを使い続けると電圧が溜まり、そこから漏電が発生する。大事になる前に予防したい

ケーブルが垂れ下がり地絡一歩手前

今回は換気扇用のケーブルが本来結束バンドで固定されているのですが
経年劣化により破損しケーブルが垂れ下がりLBS(高圧交流付加開閉器)に超接近、
点検の際に気づき対応できましたが、危うく接触し地絡で停電するところでした。

ケーブルヘッドの端末処理の不具合

初めは端末処理がしっかりされてましたが、張力がかかり徐々に隙間が開いていきました
珍しいケースなので見逃すことがないよう注視しよう

屋外コンセントの経年劣化による焼損

外観は異常がありませんし、絶縁測定でも異常はありませんでしたが下から見上げると焼損。いつ事故に繋がるかわからないので、すぐに新品の防雨コンセントに交換しました。